大阪環状線JR桜ノ宮駅(さくらのみやえき)歴史
大阪環状線JR桜ノ宮駅(さくらのみやえき)は、大阪府大阪市都島区中野町五丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)大阪環状線の駅である。駅番号はJR-O09。駅シンボルフラワーは「桜」である。
大阪鉄道 (初代)の玉造駅 – 梅田駅(現在の大阪駅)間開業の2年半後に設置された。1913年までは、放出駅 – 網島駅(廃駅) – 桜ノ宮間(分岐点付近には、同線の廃線後鴫野駅開設)間に桜ノ宮線というものも存在し、片町線ともつながっていた(当時は放出駅以東も桜ノ宮線に含まれ、「片町線」は放出駅 – 片町駅間のみを指し枝線扱いとなっていた)。
大阪環状線JR桜ノ宮駅の年号
1898年(明治31年)4月27日:大阪鉄道 (初代)の京橋駅 – 天満駅間に新設開業
1900年(明治33年)6月6日:大阪鉄道の路線を関西鉄道が承継。同社の駅となる
1901年(明治34年)12月21日:関西鉄道の網島駅 – 当駅間(のちの桜ノ宮線)延伸開業。四条畷方面への乗換駅となる
1907年(明治40年)10月1日:関西鉄道が国有化。国有鉄道の駅となる
1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定。旧大阪鉄道の区間は城東線、四条畷方面は桜ノ宮線となる
1913年(大正2年)11月15日:桜ノ宮線の放出駅 – 桜ノ宮駅間が廃止(桜ノ宮線残存区間は片町線に編入)
1929年(昭和4年)3月15日:貨物の取り扱いを廃止
1961年(昭和36年)4月25日:城東線が大阪環状線に編入され、当駅も同線所属となる
1964年(昭和39年)7月1日:荷物扱い廃止
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
1997年(平成9年)10月11日:自動改札機を設置し、供用開始
2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる
2008年(平成20年)3月15日:関空快速・紀州路快速の全列車が停車するようになる
2009年(平成21年)10月4日:大阪環状・大和路線運行管理システム導入
2015年(平成27年)3月22日:発車メロディを導入。曲は大塚愛の「さくらんぼ」
2016年(平成28年)5月31日:みどりの窓口の営業を終了する
2016年(平成28年)6月1日:みどりの券売機プラス営業開始
2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入される